大関琴櫻が停滞中だ。
2024年11月の九州場所で14勝1敗という好成績で幕内最高優勝。
しかし、2025年に入ってから深刻な停滞中となっている。
地力は十分にある力士。
どこか怪我をしているのかと心配になるほどだ。
メンタル的なものなのか、フィジカル的なものなのか。
それは大関琴櫻、本人にしか分からない。
当記事では、停滞している理由の推察。
そして、大関琴櫻は横綱になれるのか、について触れていきたい。
大関琴櫻
母方の祖父は第53代横綱の琴櫻。(先代の佐渡ヶ嶽親方、12代目)
父は元関脇の初代琴ノ若。(現在の佐渡ヶ嶽親方、13代目)
本名は鎌谷将且。(かまたに まさかつ)
四股名は琴櫻将傑。(ことざくら まさかつ)
生年月日は1997年11月19日。(記事掲載時点では27歳)
出身は千葉県松戸市。
身長:189cm。
体重:179kg。
佐渡ヶ嶽部屋に所属。
埼玉栄中学校から埼玉栄高校へ進学。どちらも相撲部に所属。
高卒後に父親が親方を務める佐渡ヶ嶽部屋に入門した。
これまでの実績
2019年7月場所で関取昇進。
2020年3月場所で初入幕。
2023年1月場所で小結に昇進。
2023年9月場所で関脇に昇進。
2024年3月場所で大関に昇進。(関脇として直近3場所を33勝を達成)
2024年5月場所から『琴櫻』を襲名。(前の四股名は父と同じ琴ノ若)
2024年11月場所で大関の地位で初めての幕内最高優勝。
2025年1月場所、綱取りの場所で2年以上ぶりのまさかの負け越し。(5勝10敗)
停滞している理由(推察)
順調に昇進してきた琴櫻。
大関昇進後も安定感は抜群だった。
大きく崩れたのは、綱取りとなった2025年1月場所。
5勝10敗の大敗。
幕内最高優勝を果たした先場所の内容からは信じられない結果となった。
何故、琴櫻は大きく崩れたのか。
綱取りのプレッシャーが大きかった等、囁かれている。
ここからは、個人的な推察になります。
2024年11月場所の幕内最高優勝がとにかく大きかった。
父が果たせなかった大関昇進、そして、幕内最高優勝。
それを成し遂げた。
『琴櫻』を襲名の前、琴ノ若の四股名で優勝したいと公言していた。
琴ノ若の四股名では優勝はできなかったが、
本心では達成感、何より安心したんじゃないでしょうか?
目標地点に到達した達成感があったのではないかと推察します。
その後の綱取りとなった時、言葉は並べてもどこかフワフワしているよう。
横綱になる、絶対になる、そういう強い意志がまだ持てていない印象がある。
そこが停滞している理由かもしれない。
大関琴櫻は横綱になれるのか
体格面、年齢、相撲の引き出し、安定感。
2024年のトータルは66勝24敗、最も成績が良かった。
前年の相撲内容が戻ってくれば、十分に横綱になる可能性はある。
琴櫻は家庭環境が裕福というか、相撲一家として恵まれている。
どこか火付きが悪いところがあるのは事実。
坊ちゃん気質というか、優しすぎる、理屈を重視して頭が固いというか。
良い面でもあるところが、今は空回りしているのかもしれない。
同じ部屋に所属する埼玉栄高校の後輩である琴勝峰が幕内最高優勝を果たした。
後輩が自身に迫る存在になってきたことが、琴櫻自身の心理にどんな影響を与えるのか。
次の場所、2025年9月場所でどんな相撲を取るのか注目になる。
大相撲について
大相撲は、日本相撲協会が主催する相撲興行です。
日本の伝統と歴史がある国技です。
取り組み結果の確認やチケットの購入などは、日本相撲協会公式サイトで確認できます。
大相撲のテレビ中継はNHKで行われます。
NHKのサイトでは相撲の取り組み結果を動画で確認できます。
最後に
近年は相撲人気に陰りが見え、力士の数も減少傾向。
根強い相撲ファンは多く、今後の相撲改革次第では人気復活もあります。
今後も気になることがあったら記事にしていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。(・ω・)_ _)ペコリ。