(アイキャッチ画像の引用元:公式サイト「フェスティバトル」)
コロプラとMIXIがタッグを組んで開発したゲーム「フェスティバトル」。
2024年8月末にリリースされたゲームです。
ハーフアリバサリーを迎えたタイミングで「フェスバプラス」とタイトル名を変更しました。
以降、当記事では「フェスバ」と略称で記載します。
このフェスバ、リリース以降、致命的な問題を抱えて大きく低迷している。
ゲーム性は良く、キャラクター、BGMも素材が良い。
今後、問題点は改善されるのか、このままサービス終了なのか。
当記事で今後の展開を考察します。
致命的な問題とは
ズバリ、マッチング問題です。
フェスバは、6対6のチーム対戦PVP。
プレイヤーがエントリーする際、ソロとパーティーを選べますが、
ソロとパーティーが当たる構図になっています。
パーティーはボイスチャット(以下、VCと表記)で情報共有できます。
ソロとパーティーが当たると、全くゲームにならない、圧倒的な差が生まれます。
これは、フェスバをプレイしたことがある人なら分かるはず。
この状態でリリースしたため、レビューが大荒れの状況になっています。
リリース月の売り上げは2億超えていましたが、次の月には1億をやっと超える程度。
直近の売り上げは5千万程度を推移する状況に陥っています。
ガクンと売り上げが落ちたことから、マッチング問題は本当に致命的です。
ここから、マッチング問題の細かいところにも触れていきます。
パーティー組みに何の制限・制約・条件がない
フェスバはパーティーを組めます。
6対6のチーム対戦PVP。
当然、6人揃えてから、エントリーと思いますよね?
これがビックリ。
2人~5人でもパーティーを組めるようになっています。
あれっ?、6対6PVP、、、人数の空き枠には?
そこにはソロで入室した人、もしくは、
6人を満たすだけの2人~のパーティー組みが割り当てられるようになります。
つまり、6対6のチーム対戦PVPの互いのバトル条件が
全く公平・公正ではない状況を作り出している。
選べるキャラクターも完全自由です。
キャラクターには4つのタイプがあります。
アタッカー、ランナー、ガーディアン、キャスター、この4つです。
タイプごとに役割り、特性、強み、弱みがあります。
パーティーのエントリーで偏った組み合わせ、これが可能になっています。
全員アタッカーとか、ですね。
そのため、マッチングが非常に難解になっています。
中途半端なマッチング改善で迷走
リリースしてすぐにマッチング問題が紛糾しました。
しかし、運営は全く改善しなかった。
本来は早急にソロでエントリーした人は、ソロでエントリーした人のみでマッチングをする。
パーティーでエントリーする場合は6人という条件を付けて、パーティーのみでマッチングをする。
これらの対応をすべきでした。
実は、当記事を掲載した現在も対応されていません。本当です。
ソロとパーティーを当たり辛くするという中途半端な改善を続けています。
直近のマッチング改善では、2人組みパーティーまではソロでエントリーと同じ扱いにしました。
これまでの中途半端な改善の影響でマッチングシステムがおかしくなっています。
フェスバのマッチングシステム、通称MAO(マオ)のデータが狂っているようです。
かなり、偏ったマッチングとなる事態が散見される。
同じキャラが片方に固まるマッチングがとても多くなっている。
ますます、人が離れる要因を作り出している。
マッチング問題を改善するには
フェスバにはランクマッチと呼ばれるバトル形式があります。
6対6PVPではアンテナハック、キャノンエスコートの2つがあります。
6人がソロでエントリーしてバトロワするラストヒーローというものもあります。
これらはプレイヤーの上手さ、熟練度、習熟度を評価する基準ランクを競うバトルです。
まず、絶対にやらなければいけないことがあります。
ランクマッチをソロ前提にする仕組みを作ることです。
対象は6対6PVPのアンテナハック、キャノンエスコートです。
ソロでエントリーした人のみでランクマッチのアンテナハック、キャノンエスコートを競うことで、
プレイヤー1人1人のランクを正当に評価できます。
加えて、プレイヤーを1人1人に分けてエントリーとなるので、
マッチングシステム、通称MAO(マオ)によるキャラクターの偏りが起こり辛くなります。
マッチングに関するデータは正常、正当な形になっていくはずです。
また、同時にパーティーはパーティーと当たるようにする。
6人パーティーでエントリーしなければいけない条件を付けるのか、
パーティーは2人もしくは3人という条件を付けるのか、
やり方はいろいろ考えられます。
ただ、互いのバトル条件が公平でなければいけない。
プレイヤー側は、当然、譲れないところになります。
なぜ、運営はパーティー優位の構図を続けるのか
何故、ソロとパーティーを完全分離しないのか?
何故、パーティー優位な状況を続けるのか?
ここからはおそらくの推測ですが、書かせて下さい。
フェスCH、視聴者参加型配信、この機能があるからです。
運営はこのフェスCHをプレイヤーに使わせたい気持ちが非常に強い。
この機能を使って欲しいので、パーティー優位を続けていると思われる。
フェスバは、Vtuberによく案件を出していますが、全て、参加型配信絡みです。
コロプラとMIXIの協業ですが、実際にはMIXIはIPを貸しているだけです。
実際の開発、機能はコロプラが作っています。
元々、コロプラは配信関係でいろいろ取り組んで来た。
コロプラの配信機能に対する強い意向がマッチング問題の発端ではないでしょうか。
ソロでエントリーした人のみでランクマッチの6対6チーム対戦PVPを競うことは、
視聴者参加型配信を完全否定することになりますから。
今後どうなるのか
売り上げの落ち込みが酷い。
現状のマッチング問題を抱えたままでは、
有名タイトルとコラボをしても売り上げは上がりません。
このまま視聴者参加型配信を推奨する方向で進めば、サービス終了。
サービス終了はなくても更新停止になります。
売り上げが立たないのでどうしようもありません。
ソロでエントリーした人のみでランクマッチの6対6チーム対戦PVPを競う、
この最もベースとすべきマッチング改善・対応ができるかどうか。
ここに全てがかかっています。
余談
フェスバは他にも問題点は多々ありますが、あまりにもマッチング問題が大きい。
PVPの大前提である公平性が崩れているので、全く人が寄り付かない状況です。
フェスバというゲームがあることは意外と多くの人に認知はされているが、
ヤバイゲーム、マッチング問題を抱えているゲームと知れ渡っています。
このままなのか?
ゲーム性は良く、キャラクター、BGMも素材が良いだけに本当に惜しい。
今後の運営の対応に注目です。
関連サイト
関連記事
最後に
今回はゲーム「フェスティバトル」について、色々、気になることをまとめてみました。
スマホゲーム業界の衰退が始まっている昨今。
今後、気になることがあれば記事にしていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。(・ω・)_ _)ペコリ。