2025年の大相撲九月場所の序盤五日目までの
幕内、十両、幕下の取組結果を回顧します。
横綱「豊昇龍」は唯一の5戦5勝。
大関とり「若隆景」は3勝2敗。
気になるのは幕内最高優勝の行方、そして、
何と言っても大関獲り「若隆景」はどうなるのか。
中盤の六日目以降の展望もしていきます。
幕内(豊昇龍は全勝、若隆景は早くも2敗)
横綱「豊昇龍」は唯一の5戦5勝
まず、真っ先に触れたいのが横綱「豊昇龍」。
横綱昇進後に出場した3つの本場所は
全て序盤五日目までに2敗していた。
今場所は5戦5勝。全勝で中盤に向かう。
これまでと違う印象を受けたのはスピード。
ややパワーよりな仕上げから
スピード重視に切り替えた印象を受けている。
豊昇龍の長所は何と言っても、運動神経、運動能力の良さ。
決して体重があるわけではない豊昇龍にとっては、
パワー重視より、スピード重視の方が良さが生きるのかもしれない。
この好調が中盤以降も続くのか注目になる。
大関とり「若隆景」は3勝2敗
やはり大関とりのプレッシャーなのか。
初日から動きが硬い印象。
自然体で相撲を取るのは難しいのかもしれない。
序盤を3勝2敗は正直に言えば、苦しいところ。
ただ、中盤の盛り返し次第では、まだ分からない。
これまでの若隆景の相撲内容、相撲実績から
個人的には10勝すれば、大関昇進とみている。
何とか大関に上がって欲しい。
中盤以降の活躍を期待だ。
その他の幕内力士について
4勝1敗に上位陣が名を連ねている。
横綱「大の里」、大関「琴櫻」、関脇「霧島」。
平幕にも4勝1敗の力士はいる。
今場所は序盤の上位陣の安定感がある。
幕内最高優勝争いは三役以上の誰かになる可能性は高そうだ。
十両(先場所十両優勝の三田が好調)
三田が5戦5勝、連続優勝なるか
今場所の十両で最も注目すべき力士は三田だ。
近畿大を卒業して、幕下付け出しで大相撲デビュー。
所要3場所で十両へ昇進。スピード出世だ。
上背はなく、体重も軽い。
今場所時点で173㎝、124㎏。
しかし、抜群のスピードと反射神経、運動神経の良さ、運動能力の高さ。
相撲勘の良さ、センス、反応の速さ、全て揃っている。
とくに自分より体の大きな相手のバランスを崩す動きが素晴らしい。
怪我なく相撲が取れれば、勝ち越しは間違いなく、
今の十両力士内の現状であれば、連続優勝も期待できる。
十両には三田と年齢が近い、実力の近い力士(欧勝海など)がいる。
そことの勝敗が優勝を左右しそうだ。
その他の十両力士について
荒篤山が5戦5勝と好調。
中盤以降も好調を持続できるか注目。
関取復帰の朝乃山は4勝1敗。
怪我の影響でまだ本調子ではない。
勝ち越ししたら、15番は相撲を取らない可能性も。
新十両の朝白龍、朝翠龍、旭海雄、西ノ龍、
4人とも良い相撲が取れている印象。
このままの勢いなら十両を維持できそうだ。
気になるのは、剣翔、宝富士、紫雷の30代半ばすぎの力士たち。
関取の地位を維持できるか。
とくに宝富士は既に年寄名跡(桐山)を取得済み。
今後の進路が気になるところ。
幕下(関取経験者の北の若が優勢)
西幕下筆頭の北の若が3戦3勝と好調。
元々の地力を出せれば、関取復帰は確実。
大辻、若ノ勝の同学年の若い2人は、
ともに幕下三枚目で既に関取経験済み。
本来の力を出せれば、関取復帰が見えてくる。
気になる存在は藤島部屋の五島。
拓殖大学の相撲部出身でアマチュア相撲で実績を残している。
順調に番付を上げて、今場所は西幕下五枚目。
関取を狙える昇格圏内に入って、ここまで2戦2勝。
一気に関取まで登りつめる可能性は十分にある。
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最後に
近年は相撲人気に陰りが見え、力士の数も減少傾向。
根強い相撲ファンは多く、今後の相撲改革次第では人気復活もあります。
今後も気になることがあったら記事にしていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。(・ω・)_ _)ペコリ。